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2022/02/21 17:39

これから春に向けて暖かい日が増え、桜も咲き始める今日この頃。

ただ、この季節はあの悩ましいスギやヒノキといった花粉が舞い、花粉症での目のかゆみや鼻水、鼻づまり、くしゃみなど症状に悩まされる人が多くなります。花粉症を発症するアレルギー患者は毎年右肩上がりで増え、国民病とも呼ばれています。

そんな花粉症ですが、新型コロナウイルスの症状と似ていて、区別がつきにくく、この時期は非常に悩まされます。花粉症とコロナの症状の見分け方、これからの季節の注意点を考えていきたいと思います。


■花粉症とは

花粉が目や鼻、喉といった粘膜に付着したことで、付着された細胞が刺激され、体にとって特に害がないにもかかわらず、花粉という異物を排除しようと免疫機能が過剰に反応し、異物を体外に排出しようと様々な症状を引き起こします。目の症状は、痒み、充血、涙の分泌、鼻の症状は、鼻水や鼻づまり、くしゃみ、喉の症状は、痛みやイガイガとした違和感といったものが代表的なものとして挙げられます。

その他の症状として、花粉症の症状が激しい人の場合、倦怠感や発熱といったものもあります。これは花粉症への免疫反応には個人差があるため、どの症状が出るかはその患者しか分からず、また変化する場合も。ただ花粉症の基本は、目と鼻と喉の症状が主になります。



■新型コロナウイルスとは

現在、オミクロン株での第6波中であり、その株によって症状が変わりますが、基本的には、頭痛、発熱、倦怠感、喉の痛み、咳といった症状が基本となります。β(ベータ)株よりも重篤になる確率は低いと言われていますが、相変わらず後遺症は残りやすいようです。患者によっては、花粉症のように鼻水が出たり、目が充血する結膜炎を引き起こしたりするということも。


上記を見ても花粉症と新型コロナウイルスの症状の差が殆どなく、自分が上記のような症状が出た場合、果たして花粉症と新型コロナウイルスのどちらなのか?はたまたどちらでもなく他の病気になってしまったのか?といったチョットしたパニックにもなりがちです。

これだけ症状が似ている花粉症と新型コロナウイルスでは、見分けるのが難しいようだが、目安程度にはなりますが、花粉症と新型コロナウイルス(他の感染症含む)で、症状が異なる点はあります。その異なる点は大きく3点あります。


①目ヤニ

花粉症により、目の症状が強く出て、かゆみや充血などをして、涙が出る人がいる。上記の【花粉症とは】でも説明した通り、目に入った花粉を異物と見なし、それを洗い流そうとする免疫反応です。涙によって流された異物が集まり、それが固まり目ヤニとして排出されることがありますが、基本的に粘着性はなくサラッとした水のような粘度だという。

逆に新型コロナウイルスのようなウイルスや細菌に感染した場合によって出る目ヤニは粘度が高まり、粘性があります。これは、目に入ったウイルスや細菌に対し、免疫をつかさどる白血球が勝利しウイルスや細菌を分解したものや、白血球が戦った後の死骸などが目ヤニとなるため、花粉症や通常時に出る目ヤニと性質が異なり、また量も多くなる傾向ですので、そこを注意したいところです。



②鼻水

花粉症での主症状でもある鼻水。これも目ヤニと同じく、鼻に入った花粉を異物と見なし、それを体外に排出するための免疫反応で、これは花粉症だけでなく、通常の風邪の引き始めなどで出ることが多いすでが、花粉症の場合、主に出る鼻水はいつの間にか垂れているといったサラサラとした鼻水であることが多く、水様性と呼ばれます。

逆に新型コロナウイルスのようなウイルスや細菌に感染した場合は、鼻の粘膜で炎症が発生するため、粘性のある黄色い膿のような鼻水が出ることが多い。この原理は目ヤニと同じく、免疫をつかさどる白血球が勝利しウイルスや細菌を分解したものや、白血球が戦った後の死骸などが鼻水に多く混じるためですので、そこを注意したいところです。



③発熱や倦怠感

花粉症は体内に入った異物を排除するための一時的な反応のため、影響が出るのは目や鼻、喉といった異物が入った(留まった)箇所のみとなり、発熱や倦怠感といった全身症状が出る場合、花粉症以外が要因の可能性が高くなりますが、花粉症の症状が激しい場合、発熱や倦怠感が発生し、特に倦怠感は熱によるものではなく、鼻水や咳などの症状で疲労による倦怠感を生む場合もあります。

新型コロナウイルスのオミクロン株の感染者は、従来のβなどの変異株と比べると、発熱の症状が軽い(微熱)場合も多く、その場合は倦怠感も余りないことから、これらでは判断は難しい場合もあり、花粉症とと勘違いする可能性もありますので、そこは注意したいところです。



これら3点は、あくまでも花粉症と新型コロナウイルスなどの一般的な感染症との症状の違いで、この内容のみで確定的なことは言えないことから1つの目安に過ぎません。体調に不安を感じたら、かかりつけ医や医療機関に相談することが重要です。



■免疫の調整

花粉症を治したり、新型コロナウイルスなどのウイルスや細菌の感染症を防ぐといったことではありませんが、普段から過敏となっている免疫機能を正しい方向へ調整したり、正しく強化したりすることも必要なことかもしれません。

現代人は、便利なものに慣れ過ぎてしまい、また体に悪かったり不必要と分かっていてもそれを食してしまったりする習慣が根付いてしまっています。その状況が、3大疾病や花粉症などのアレルギー症状の増加を招いているといっても過言ではありません。

そんな生活習慣を少しでも変えることができれば、体の本来持つ免疫機能なども調整されるのではないでしょうか。
当店で扱う商品の中でも、免疫系を調整したり強化するようなものも取り扱っておりますので、もしよろしければご活用いただければ幸いです。

■免疫系に働くドライフルーツ(シード)
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